畳替えの種類
畳は、「畳床(とこ)」「畳表(おもて)」「畳縁(へり)」からできています。
詳しくは畳の構造と名称をご覧下さい
畳床 (たたみとこ)
畳表 (たたみおもて)
畳縁 (たたみへり)
畳は、新調してからの期間やそのお部屋の状態などから傷み具合を見て、必要な部分だけを替えられるつくりをしています。畳は昔からの知恵と施工方法(お手入れ)で、物を大切にし無駄にしないエコロジーな住宅建材です。
このつくりを利用して、畳替えは、次の3種類が一般的です。
畳替えをする際には一度畳のプロ職人に見てもらい、最適で無駄のない方法を提案してもらうのが一番賢い方法でしょう。
お客様のご予算・ご希望により、たくさんの種類の中から畳表や畳へりをお選びいただけます。まずはご相談ください。
畳の表面が日焼けし変色しているだけで、畳の内側(畳床)は傷んでいないようなら、畳の表面(畳表)だけを取り替えればOKです。
お選びください
今お使いの畳からは「畳床」を再利用。
「畳表」「畳へり」を新しいものに取り替えます。
歩いた時、畳がブカブカする、畳と畳の間に隙間ができている。そんな時は畳床ごと取替の合図。古い畳は、畳本来の機能を著しく低下させるばかりか、衛生上よくありません。20年以上を目安に新調を検討ください。
お選びください
畳そのものを新しくしますので、お客様には「畳表」「畳へり」のみならず「畳床」をも選んで頂きます。
表替えをして3~4年の畳なら、使用中の畳表を裏返すだけでも十分。畳本来の青さを取り戻せる上に、畳も長持ちします。
今お使いの「畳床」「畳表」を再利用します。但し、「畳表」については一度「畳床」から取り外し、まだ日の目を見ていない裏面を表に向け再度「畳床」に張り付けます。
お選びください
「畳へり」のみ新しいものに取り替えます。畳をイメージチェンジできます。